せきずいしょうのうへんせいしょう

脊髄小脳変性症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

脊髄小脳変性症を根本的に治せる治療方法は、現在のところ存在しません。症状の出方はまちまちであり、病状の進行具合も個々に応じて大きく異なります。したがって、症状にあわせた支持療法を行うことが非常に大切です。

脊髄小脳変性症は、徐々に筋力が低下していくことがあり、リハビリテーションで筋力低下を防ぐことは重要です。筋肉があれば、寝たきりになる可能性が減少します。手に筋肉があれば、ふらついたとき物につかまることができ、転倒のリスクが減少します。また、足に一定の筋量が保たれれば体の安定性が高まります。そのほか、筋肉は骨格を支える役割も持ち、萎縮すると脱臼などの合併症を生じやすいことが知られています。脊髄小脳変性症の患者さんは、筋肉量をなるべく保つことが重要です。

また、脊髄小脳変性症はその経過中に誤嚥性肺炎をきたすこともあるため、食事形態に注意を払うことも大切です。誤嚥性肺炎を発症した際には、抗生物質を使用した治療介入が行われます。

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